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生産性の高いエンジニアはどのくらい休憩時間をとっているのか?

2021年6月23日

あなたは、どのくらい休憩時間をとっていますか?

実は生産性の高いエンジニアは、多めに休憩時間をとっていることが判明しています。
この記事では、生産性の高いエンジニアの休憩時間をもとに、どのように休憩するべきかを紹介します。

生産性の高いエンジニアは52分ごとに17分の休憩を取っている

DeskTimeによると、上位10%の生産的なユーザーは、平均で52分ごとに17分の休憩をとっていることが明らかになりました[1]https://desktime.com/blog/17-52-ratio-most-productive-people

DeskTimeは日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、203カ国18万人以上のユーザーに利用されている時間追跡アプリです。利用方法は、仕事の開始・終了時にアプリを操作して仕事した時間を記録し、PCの画面をもとに使用したアプリを検出します。

生産性の計測には、たとえばプログラマーならVisual Studio CodeやAtom、採用担当ならLinkedInやQiitaというように、職種ごとのアプリの利用時間の長さを用いています。

また、ユーザー職種割合はComputer Software, IT and Servicesが6割以上を占めていますが、その他の職業の人も対象となっているため正確なデータでないことには留意しておきましょう。
52分ごとに17分という時間は多いと感じるかもしれませんが、プログラミングやマネジメントなどの知的労働は頭を酷使するため、休憩時間が多いのは納得の結果です。

PCを使った仕事はディスプレイを見つめる時間が長いため、瞬きの回数の減少や「スクリーン無呼吸症候群」によって呼吸が浅くなる傾向にあります。

生産性の高いエンジニアに習って多めに休憩を取り、散歩や瞑想などで目を休めたり呼吸を深めると、より休憩の効果が高まります。


休憩時間を取り入れるならポモドーロテクニックがオススメ

前述の休憩サイクルに近く、有名な方法の1つに「ポモドーロテクニック」があげられます。

こちらは25分ごとに5分休むサイクルになっており、専用のアプリなども豊富に存在するため、まずはポモドーロテクニックで実践していくのがオススメです。
ポモドーロテクニックを実践する方法は色々ありますが、オススメは、デスクトップやApple Watchのアプリや、ポモドーロ用のキッチンタイマーです。

スマホがそばにあるだけで集中力を散らしてしまう上、SNSや動画サイトをなどの誘惑に負けてしまうことがあり、作業の妨げになります。
DeskTimeやTogglなどの時間追跡デスクトップアプリの多くは、ポモドーロにも対応しているので、好みのアプリを利用しましょう。

ポモドーロテクニックの実践とともに、時間の使い方も記録できます。
Apple Watch対応のアプリでは「Flat Tomato」などが使いやすくてオススメです。


キッチンタイマーであれば、端末の状態によらず利用でき、タイマーを目につくところへ置いておくことで、タイマーのかけ忘れにも気づきやすくなります。

キッチンタイマーを購入する場合は、ポモドーロテクニック用のタイマーがオススメです。

ポモドーロ対応で、値段が手頃なタイマーを探しましたが、こちらのタイマーは使い勝手が良く、私も便利に使わせてもらっています。

使い方はとしては、向きを変えて5分・25分・DIY(好きな時間)に切り替えて、ボタンを押すだけです。

ポモドーロテクニックに必要な25分・5分のタイマーはもちろんですが、もしもポモドーロテクニックが合わない場合でもDIYで自分にあった時間に調節できます。

加えて、アラームは下記4つをスイッチで切り替えられます

  • 光+振動
  • 光+音
  • 光+音+振動

音が出せない状況や、逆に音や振動を出したい場合にも対応できるなど、お手頃価格ながら非常に使い勝手の良いタイマーです。


まとめ

生産性の高いエンジニアは、一般的な感覚からすると多めの休憩時間を取っていることがわかりました。

生産的かどうかの判断や、日本で言うところのエンジニアに含まれない職種の人も含まれていますが、休憩を取る際のおおよその参考にはなるでしょう。

  • ざっくりだが、生産性の高いエンジニアは52分ごとに17分の休憩を取っている
  • まずお手軽な「ポモドーロ・テクニック」から始めるのがオススメ

Reference

Reference
1 https://desktime.com/blog/17-52-ratio-most-productive-people